クリスマスの行事を無事に終えました。今年は「竹灯りイブ礼拝」を企画しました。過去最高の参加者がありました。幻想的な礼拝のなか、み子イエスの誕生をお祝いしました。
ここは遺体安置所があった場所です。いまはサッカー場になっているとこに多くの御遺体が土葬されていました。火葬場の順番をまっておられたのです。 遺体安置所では、涙が絶えることがありませんでした。いまここはサッカー場となり、子供たちが元気にサッカーをしています。時間は流れていきます。過去を振り返ることも大切ですが、それを踏まえて未来へ向かうことも大切です。 どうすれば「わすれない」に答えが出せるのかを考えていました。
被災地巡礼の旅は、いつも石巻復興民宿に泊ることになっています。津波で被害を受けた商店街の中にあります。もとは写真屋さんのスタジオだったようです。津波はこの2階まできています。 いま、そこの2階を改造して復興民宿にしてあります。2段ベットがあるだけですが、1泊2000円です。熊本からくると交通費などの関係で、少しでも安い費用であればたいへんうれしいものです。 まだ少し、泥だし後の匂いがします。あの時のボランティアを体験することが少しできます。祈りと巡礼の旅の宿泊にはなくてはならない民宿です。
私たちのもとから、愛する兄弟を天の国におくります。本当に笑顔が素敵で、優しいかたでした。子供たち、お年寄りの人気者でした。ご遺族がお部屋を整理されていた時にノートを見つけられました。そこには愛唱讃美歌と好きな聖句が書いてありました。 兄弟が心の聖句にされてきたのは、「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」でした。とてもさみしくなりますが、神様の国はにぎやかになったことでしょう。 私たちにはイエス様が「再び会う」という約束をしてくださっています。また会う日までと言葉をかけてお別れします。