東日本大震災から8年です。被災地皆さんを思い神様の慰めを静かに祈っております。
2012年の3月のことでした。石巻の仮設で寄り添い活動を一緒にしていた伊藤文雄先生と11日に私たちができること、しなければならないことは何かを毎日考えていました。11日はそっとそこにいるだけにしよう。そして12日に支援活動してきた仮設のすべての方々にお花を届けました。広島の方々のご協力をいただきました。伊藤先生は一人一人に手渡しながら「私たちは何もできませんでした」といって渡されました。「うんうん」と涙を流しながら受け取っていただきました。伊藤先生から本当の寄り添いを「なにもできませんでした」の言葉の中に見つけました。そこに身を置くこと。苦難の現場に身を置くこと。11日は静かに教会で祈りを捧げます。主の慰めが共にありますように。