夕方、79歳の方が教会に突然来られました。「人生が寂しくてしかたない」と。コロナ禍になり3密をさけ自宅に閉じこもっておられたそうです。この3年、多くの友達が天に召され自分には子も孫もいない。幸せって何か。これまでも何不自由なく過ごし幸せと思ってきたけれどわからない。友達がいる天にいき楽しい時間を過ごしたいというようなお話でした。自分の幸せがわからないと言われたので一つだけお伝えしました。「人を幸せにする幸せに出会ってみませんか」と。こども食堂にぜひ食べにきてください。ボランティア大歓迎です。こどもたちと家族、地域の方々に幸せをおすそ分けしませんかと。
15分後の事でした。5㌔の新米コシヒカリを抱えて教会に来られました。契約農家で作られた特別な新米でした。「牧師さん。人に幸せになってもらう幸せを聞いてお米持ってきました。これこれ。自分にできることで人を幸せにすること考え始めたよ。すっきりした。またきます」と。
元気にニコニコしながら帰っていかれました。今度はボランティアに来られるかもしれません。お待ちしています。