被災地への定期訪問を終えました。定期訪問といっても自分がそのように決めて被災者の方々に会いに行っているだけですが。忘れない、被災地に身を置く、そこから見え感じるものを次の支援につなげていくことが目的です。ただ今回の被災地ではたくさんのことを考えました。町の中に動いているのは土木工事の方々、重機のおと、冷たい風でした。仮設はひっそりとしていました。痛み苦しみが人々の深いところに入り込んでしまったような感じさえ受けました。復興格差と呼ばれるものも見えました。いまこそ宗教師・となりびとが必要だと言われました。残念なことに仮説支援からルーテルもルーテルさんもその存在は消えてしまっていました。被災地に身を置く。きっと私たちはそこに身を置かなくなったのでしょう。別れ際にりんごと漬物をいただきました。「忘れないでね」「またきてね」「りんご蜜がいっぱいはってるよ」「お茶でも飲みに来てね」という言葉が心につきささりました。まだまだ被災地に身を置くことをつづけてまいります。
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