Peace Boulevardの十字架（日本福音ルーテル広島教会）

宇城水晶苑でのカフェデモンク（会話）

宇城水晶苑カフェデモンク無事おわりました。たくさんの方々がカフェで喜んでくださいました。一緒に念珠もつくらせてもらいました。その時の会話
「豊野べんばしゃべる坊さんがおらすねえ～」「そりゃここの光照寺の若ぼんさんじゃろ」「よかね～豊野べんな安心すっと。でもあたも熊本べんのごたる」「そぎゃんたい」「でもあた坊さんじゃなかんごたるね」「キリスト教の牧師ばい。西洋坊主たい」「そぎゃんね。なんでここにおるとかね。お寺じゃなかとだろ」「若ぼんさんの友達ばい。仲良しこよしばい」「うれしかね～極楽のごたる。仏さんもキリストさんもみなおらすばい」「ホントね～ここは極楽たいね」「ひさしぶりわろた。仲良しはよかばいた～」「この数珠になんまいだ～ばいれてはいよ」「一緒にいおうか！なら大丈夫、大丈夫なんまいだ～」という会話でした。
一緒に作った念珠は十字架に。まだ部屋が整理されてませんが、ここに飾っておきます。カフェデモンクはこんな感じです。

阿蘇市の避難所で！

   阿蘇市の避難所の様子で興味深いことをききました。
   小学校の体育館に避難されておられるのは２００名です。それぞれに場所を決めて生活しておられます。ところがこの時期になっても段ボールの間仕切りやプライベートスペースを作っておられません。真ん中に簡易壁ができる段ボールは積んでありますがどなたも利用もない。見本でこんな風にプライベート確保できますと作ってありますが、だれも利用されない。プライベートな間仕切りはいらないようです。
   これが村なのですね。ここには同じ集落の方々がおられるので、それをする必要がないのでしょう。仲が良い。みなお互いのことを知っている。互いに見守っている。助け合っている。日ごろからのつきあいなんですね。コミュニティーが生きている。だから阿蘇YMCAがここで支援活動できるのです。
   阿蘇YMCAも同じ集落の村人として受け入れられています。ボランティアのみなさん安心して阿蘇YMCAボランティアセンターにどうぞ。

宗教宗派を超えて支援する

宇城市光照寺に教団の神田牧師と支援物資を届けました。すぐさま特別養護老人ホーム水晶園に新鮮な野菜を！ご本尊がみをもって村と寺を守ってくださったと。そのご本尊にあわせてくださいました。感謝です。まだ支援します。つながり。

次のステージ支援へ

   大江地域も落ち着き、九州学院も昨日から午前登校にらなります。少しづつもとの生活にもどります。
   ガスも復旧しました。ということで、大江教会は外部支援にシフトをうつします。
   沢山の新鮮野菜が届きました。これは宇城市の介護施設等に、掃除道具は阿蘇に、赤ちゃんのオヤツは阿蘇の保育園に運びます。
   被災者が被災地支援をするとき、それは自分も家族も落ちいてからです。この1週間、本当に家族を愛し、地域やそこに住む人々を愛していたか。これから問われると、自分に言い聞かせています。野菜掃除道具を届けてくださった方々に感謝！神様の愛と、それに押し出される皆様の愛をしっかり感じています。これからも被災地の中でそれにこたえてまいります。（阿蘇の山の形がかわりました。）

ホッとCafé誕生！

   「震災ホッとCafé」はリニューアル！「心のホッとCafé」となります。この地区は落ち着いてきました。あえて「震災」と使わないことに。まだご自宅で寝ることができない方々がたくさんおられます。近くの公園も夜は車中泊の車で満杯です。今回の震災の特徴の一つはこの「車中泊」です。この恐れにどう寄り添うか。車に帰られる前まで教会Caféでホッとしてください。

復活後第４主日礼拝160424

復活後第４主日
説教：立野泰博　牧師
　 礼拝説教：愛し合う真価が問われる
   ＜音声礼拝説教は「神様の色鉛筆」でどうぞ！＞

南阿蘇立野

チャイルドファンドの方々をつれて南阿蘇立野へ。雨の後で、更に家の中が倒壊していました。帰りに母の避難所へ。報道や訪問に神経質になっておられました。仕方ないですね。職員さんも大変なのですよね。

これからは掃除！

   ２番目のお客さんは、掃除道具を取りに来られました。いよいよ家や学校のかたづけが始まりました。
   ボランティアもたくさん来てくださって益城に入られています。教会は益城ではない周辺の方々の支援、隙間を埋めていくことにします。ガラスや陶器破片かたづけのための古新聞もたくさん鹿児島から届いています。
   幼児用のお菓子は２つの保育園おやつが足りないとのことでそちらに支援しました。ナザレン教会らの大量の水緊急支援パンは阿蘇の避難所に届けました。
   そして午後はカフェデモンクが行われます。全国からのお菓子はここと、宇城市の介護ホームで用いられます。

みな不安です！

   今朝の一番お客さんは赤ちゃん連れのママ。夜は家で寝るのが怖いので避難所で寝ていますと。親子では怖いが、みんなといると安心ですとのことでした。
   ちょうど臨床宗教師のお坊さんがおられたのでお話を聞いていただきました。朝から教会でお坊さん母さんがママの話を聞いておられる。
   きっとこれからです。みな不安です。生活に戻らねばならないが、夜家に帰るのが怖い。車中泊も限界にきています。この不安に寄り添う。礼拝堂にきてゆっくりと過ごす。この時間と空間がいま必要なのでしょう。
   神様が大江教会の礼拝堂を無傷で残されたのは、ここに安心を与える聖なるものがあるからです。そんな役割を教会は果たしていきます。また臨床宗教師の働きこれからです。

被災した家屋の片づけ

 

南阿蘇立野にいます。教会の高校生と一緒に。現場に身を置く大切さをともにしています。この経験をぜひ活かして欲しい。
二人でお位牌を探しました。どうしてもそれを探してほしいと言われて。
皆さんの心の支えはそれぞれです。宗教を超えて活動します。