ヨハネ 2:17 「あなたの家を思う熱意がわたしを食い尽くす」と書いてあるのを思い出した。
イエス様は神殿から商人を追い出されました。ヨハネによる福音書に、その激しかった様子が書かれてあります。イエス様が問題とされたのは、神殿とは「神の家」であり、そこを「商売の家」としてはならないということでした。「宮清め」と言われる出来事の凄まじさのゆえに、弟子たちは聖書の御言葉を思い出したとあります。
毎朝NHKラジオで「今朝の1曲」が流れます。今日は安藤まり子さんの「毬藻の歌」でした。私は初めて聞きました。昭和28年の曲らしいです。何気なく歌詞をきいてみますと「晴れれば浮かぶ 水の上 曇れば沈む 水の底 恋は悲しと 嘆きあう マリモよマリモ 涙のマリモ」とありました。とくに何も感じなかったのですが、ラジオではその後すぐにメールや電話がたくさんあったようで紹介していました。どれも旅の思い出やら、その頃の状況や、なにか懐かしいことを思い出されたようでした。人は何か「思い出すきっかけ」を持っています。それは突然に目の前にあらわれてくるのでしょう。
御言葉を思い出す。イエス様のなさったことで神様の御言葉を思い出す。そのことはとても重要なことです。何かのきっかけで御言葉を思い出す。それが自分を支えていることに気がつく。思い出と共に心のどこかにイエス様の御言葉が蓄積されていることに感謝です。