マルコ 8:24 人が見えます。木のようですが、歩いているのが分かります。
イエス様はベトサイダという村で、人々に連れてこられた目の不自由な人を癒されます。人々は「この人に触れていただきたい」と願います。イエス様はその人の目に唾をつけ、両手をその人の上に置かれました。そして「何が見えるか」とお聞きになったのです。彼は「人が見えます」と答えました。イエス様の癒しによって「人との接点の回復」がなされた奇跡が、見えるようになった奇跡と同時に起こったのです。
癒された人は「歩いているのが分かります」といいました。まず人の歩く様子に関心をもったのです。彼にとって自分で歩くことへもつながった出来事かもしれません。イエス様の奇跡は人を人とすることですし、人と接することによってそこに「感動」「感謝」「感激」そして「救い」が生まれてくるのです。