ベツレヘム・クリスマス・ルーテル教会の礼拝で演奏し、午後17時より地域の方々のためのコンサートが開催されました。礼拝に参加してくださったアメリカからのゲストも来てくださいました。
コンサートは、オリーブのパンの笛が出来上がるまで、そして広島での演奏活動の様子をDVDでみていただきました。横にいた、ミトリ・ラヘブ牧師が奥様に原爆ドームや貞子さんの塔が出てくるたびに詳しく説明されていました。
その後、コンサートに移り、N先生の演奏は素晴らしいものがありました。伴奏のCDを流す機械がうまくいかず、先生のパソコンからスピーカーにつなぐという、音割れ厳しいなか、パンの笛の音色は人々の心に伝わって行きました。
最後にラヘブ先生から言葉をいただき、立野のユニークなクリエイティブな活動を紹介していただきました。自分ではユニークだとは思っていなかったのですが、とてもおほめにあずかり恐縮しました。「ガラスの天使」の絵本にも触れられ、これはぜひ実現しなければと。。。。涙を流して聞いてくださった方、鳥肌が立ったといってくださった方、カトリックの修道院長のシスターからは「このプロジェクトは神様の祝福をえている」と言っていただけました。
(ここからN先生日記より抜粋)
コンサート後、歓談。教会のオルガニストの人に、「フランクの天使のパンを朝演奏したでしょう。あの後半はどうやって演奏したのですか?」と言われ、どう答えたらいいか分からずに、「譜面通りこのパンフルートで演奏したのですが」と言ったら、「そうか、最後のところで神様に代わってもらったのかと思った」だって。うーん、うまいお世辞。でも、パンフルートは始めて聴く人には天上の音楽に聴こえるかもしれない。 ・・・といった演奏でした。