5月30日(日)は記念すべき日となりました。パレスチナで倒されたオリーブをヒロシマで「パンの笛」として楽器に再生し、再び命を与え、それをパレスチナにプレゼントする日でした。全部で13のパンの笛が完成し、その2つと広島の竹で作られた「パンの笛」1つを贈呈しました。礼拝の中で2曲演奏することができました。
私は、ミトリ・ラヘブ牧師の配慮を「いただき、なんと礼拝での聖書朗読(もちろん日本語で)と対話説教をすることになりました。(それを依頼されたのは礼拝開始2分前)その後、これまた急に「礼拝の最後の祝福を日本語でしてください」と頼まれ、光栄にも祝福までさせていただきました。(ガウンも着なさいとのことでスカートみたに・・)
対話説教では、オリーブのパンの笛のことを語りました。また被爆者の方がここにおられることも参加者にとっては驚きと感激をされたようでした。話をする前の演奏と、話の後の演奏では参加者の受け取り方が全然ちがうことを感じました。演奏に鳥肌が立ったと言われた方、涙を流して聞いてくださったかた、「神様が演奏してくれた」と言われた方。目的が無事に果たされ、この2年間の道のりに感謝をしました。
ミトリ・ラヘブ牧師からは「このプロジェクトはパレスチナにとってもヒロシマにとっても、両方の子どもたちにとって有効な平和プロジェクトです」と言っていただけました。