台風9号がきて、雨を降らせてくれました。すると、とたんに涼しくなり、朝夕は寒いくらいです。今年の113年ぶりの猛暑は何だったのだろうと振り返っています。ただ、室温が夜中でも34℃あった今年も、1回も冷房のお世話にはなりませんでした。これも熊本生まれで、暑さに強く育ったからかもしれません。汗をかきながら寝ていた子どもの頃を思い出しました。
やっと涼しくなった頃、新品のテレビが届きました。50歳を記念して家族からのプレゼントだそうです。ラジオ生活に慣れてきた頃でしたので、テレビで何を観ようかと考えてしまいました。耳で聞く情報と、目で観る情報には違いがあるように思います。何が違うか?思いめぐらす時間が違うと思います。テレビは瞬間的に情報が入ってくるのですが、ラジオは出来事を想像しながら考える時間があります。野球中継などはテレビとラジオでは楽しみ方が違うようです。
昨日、子どもたちにお礼の電話をしました。すると「これで東京に遊びに行ったときにテレビが観られる」と言われました。もしかすると、私の50歳を利用して、自分たちの楽しみを増やしたのではないかなと思いました。それでもいいのです。ちゃんと覚えていただけているだけで満足です。
先週は、長女と三女が東京へ遊びにきました。ちょうど留守をしていたのですが、彼女たちが帰ったあとに部屋に入ると、干してあった洗濯物を取り込んで畳んで置いてありました。こんな小さなことに感動できるなんて、神様に感謝です。神様から与えられた家族です。いつもつながっているのだなと思います。秋の夜長はホームドラマでもみることにしましょうか。