マタイ 2:10 学者たちはその星を見て喜びにあふれた。
クリスマスは、東の方からやってきた占星術の学者たち生まれたばかりの御子イエスを礼拝したことにはじまります。クリスマスとはキリストのミサからきている言葉です。占星術の学者たちはその時3つの贈り物をしました。「黄金」「乳香」「没薬」です。贈り物が3つだったから3名の博士となりました。この3つにはイエスの生涯の全てが集約されていると言われています。
しかし、一説によれば、この3つのものは占いの道具でもあったようです。彼らにとっては仕事の道具だったのかもしれません。占いによって生活の糧をえていたと思いますが、それを全部捧げたということになります。神様の御子と出会ったことによって、人生を占う必要なくなったということでしょう。これからは神様のみ言葉に従って生きて行く指針を与えられたのです。
学者たちは「その星を見て喜びにあふれた」とあります。目指してきたものに出会ったのです。目標を達せしたということでもあります。彼らが目指していたものは「救い主」に会うことでした。その星をみての喜びは大変なものだったでしょう。クリスマスの季節が終わるとき、私たちの救い主、み子イエスの誕生の喜びをもい一度思い返し、新しい教会暦に入ってまいりましょう。
<音声朝礼は「神様の色鉛筆」でどうぞ!>
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