使徒 1:26 二人のことでくじを引くと、マティアに当たったので、この人が十一人の使徒の仲間に加えられることになった。
今日は「使徒マティアの日」です。12使徒のひとりであったイスカリオテのユダは、十字架の出来事のときイエス様を裏切り、その後首をくくって死んでしまいました。使徒たちは「だれか一人が、私たちに加わって、主の復活の証人になるべきだ」と考えました。その後、ヨセフとマティアの二人を選び、くじ引きでどちらかを決め、マティアが選ばれました。主の復活の証人としての使徒は12名なのです。
ある牧師が「宝くじが当たる祈り方」という話をしていました。その牧師がいうには、多くの人が宝くじを買って祈っている。「3億円あたりますように」とか「せめて100万でも」とか。しかしそれは、祈り方が間違っているというのです。金額を出して祈るのは、神様に命令しているようなものだとか。それではどのように祈るとあたるか。「わたしにとっていま必要な金額をあててください」だそうです。そうすると大抵は3千円当たると。つまり買った値段だけが返金されてくるということでしょう。本当かなと思いますが、神様が宝くじを当てて下さらないのは、間違った人生を歩まないためだというのです。くじ引きにも神様のご意思が働いているのです。
マティアの選出は、使徒たちの思いや考えによって行われたのではありません。神様が12人の中に加えてくださったのです。くじをひくことによって「11人の使徒の仲間に加わった」のです。それは神様のご意思だと聖書はのべています。いわゆる使徒の補欠選挙は1回限り、祈りとくじ引きで決められたのです。すべては「神によって」が大切なことです。
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