ゼファニア 3:19 見よ、そのときわたしは、お前を苦しめていたすべての者を滅ぼす。
ゼファニアは、最後に「神様の約束」をのべています。それは、エルサレムにいながら祭りを行うことができなかった人々を集めること。そして神様は、その人々の苦しみを取り去り、彼らの名誉を回復されるということです。ゼファニアの預言の中に、第二イザヤが語る「良い知らせを伝える者」が思いだされます。良い知らせとしての神様の福音が伝えられ、人々の苦しみを取り去り、すべては回復されていくというのです。
今日の午後、日本福音ルーテル教会東北関東大震災救援対策本部から4名の牧師が現地に派遣されます。私もその一人です。今日は、「私たちのやるべきとは何かを確認する」日です。第一は被災地の方々に迷惑をかけないこと。自分たちの生活用具、食糧はすべて現地のものではなく携帯し自給自足とすること。人々を訪問し、よく話しを聞いて来ること。その中で何ができるかを考えること。そして、帰ってきて伝えること。その知らせが神様の御心を示すものでありたいと願っています。
ゼファニアは「神様が回復される」といいます。いまは苦しく、試練の中にあっても、神様はいつも寄り添っていてくださる。その神様が苦しみを取り去り、希望を与え、回復してくださるというのです。このみ言葉にたって救援活動にあたっていきたいと思います。
<音声朝礼は「神様の色鉛筆」でどうぞ!>