宮城県と東京を行ったり来たりです。先日「明日宮城に帰ります」と言ったところ、「あれ宮城が実家」と言われてしまいました。そういえば、自分の中で被災地に帰るということが中心になってきているようです。しかし、そんな関係を神様から与えられています。
いま石巻ボランティアセンター受付では「カフェ」をやっています。といってもボランティアのためにある大手珈琲会社が無料で豆と機会を提供してくださったのです。社協のチーフが「これどうする?また仕事が増えるっぺ」という声が聞こえました。「私が担当します!」と名乗りでました。そこから「カフェ」のはじまりです。作業から帰ってくるボランティアに珈琲サービスしながら一日の出来事をお聞きしたり、社協の方々の所に持って行って話したり。珈琲って雰囲気作りに持ってこいです。最近ではボランティアさんの悩み相談もあります。また、人生相談など様々です。
石巻ボランティアセンターの受付業務は、毎日淡々とした仕事です。それを淡々とこなしていけばいいだけなのですが、実は大きな神様の御心があると感じています。受付にはありとあらゆる方がこられるからです。被災者の方々も来られますし、場所を提供してくださっている大学の学生さん、ボランティア。その一人一人がこの震災に向かい合って生きておられます。珈琲1杯で心がなごみ、会話がはずめばそれでいいのです。その中から苦しみ、痛みが癒されていけばいいのだと思います。
今週も朝5時に起床、6時出発。受付作業、カフェを終えて8時に帰宅。そのすべてにイエス様が寄り添っていてくださいます。