気仙沼・常楽にスマイル館という建物があります。ここはもともと自然食品を取り扱っていた個人の住宅でした。ここが大震災のあと、救援物資の中継点になりました。高橋さんという方が一人ではじめられたのです。現在50世帯200名の家族に食糧などの支援物資を配達しておられます。
保険外交しておられた高橋さんは、被災後自分の顧客の方々がどうしておられるかを訪問されました。水の引いてない直後のことです。そこで自宅におらられる方々に支援物資がいきわたらず、3日以上も食べておられない方に出会いました。そこでミクシィで呼びかけたことで活動が始まりました。
毎日全国から支援物資が届くようになり、仕分し、車で届ける。ガソリンがない貴重な時も何時間もまって給油し、毎日配り続けました。そのうち友達が1人てつだってくださるようになりました。しかし現在は一人です。たった一人でもこのような救援活動ができるのだと感動しました。自分のことは省みず、毎日せっせと配り続けた彼女のすがすがしい笑顔に癒されて帰ってきました。ルーテル救援は調味料他を支援物資として届けました。