使徒言行2: 42 彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。
牧師になって2番目の任地は、徳山・柳井教会でした。そこにに遣わされて9年がたちました。とても素晴らしい、楽しい9年間でした。一つ一つの思いでがとても大切なものです。「楽しい教会を造ろう」「みんなが毎週、生き生きしている教会を目指そう」という目標がありました。そこにはいろいろな事がありましたが、神様の導きものと達成できたと感謝しています。
何が徳山・柳井教会の楽しさだったのでしょうか。牧師の明るさ、信徒の元気よさ、などあげられますが、やっぱり「交わり」だったと思います。いつも楽しいことばかりではなかった。しかし、つらいとき、苦しいとき、ともに祈る交わりがここにありました。それが、この2つの教会の楽しさ、明るさへとつながったと思います。
本日の聖書は、教会の本質がかかれてあります。神様のまえでの悔い改めにとどまらず、そこをともに歩んだ者のあるべき姿です。教会は悔い改めを強調します。しかし、いつもそこだけしがみついていては、教会の本質を見失うのではないかと思います。バランスのとれた教会づくりが楽しさの秘訣です。