マタイ 10:9 帯の中に金貨も銀貨も銅貨も入れて行ってはならない。
イエス様は宣教活動をするにあたり、弟子を12人選ばれ、すぐに人々の中に派遣されました。本日のみ言葉は、イエス様が弟子を派遣するにあたり命じられたことの一つです。派遣あれた内容として弟子たちの務めは、「天の国は近づいた」と宣べ伝えること。「病人をいやし」「死者を生きかえらせ」「重い皮膚病を患っている人を清くし」「悪霊を追い払う」ことです。これらをただで与えなさいといわれました。
30日に行われた、東日本大震災救援本部会議でルーテル支援が行う拠点がまとまりました。気仙沼、石巻、東松島です。それだけでなく、ルーテル支援の多様性の報告もありました。石巻災害ボランティアセンターに派遣しての泥出し清掃だけでなく、歯ブラシ1本からとどける「ルーテルさん」活動。漁協応援。「あなたの足になります」活動。女性を元気にする活動。避難所支援等々。これらはすべて専従スタッフが歩き回って、人と出会って開拓されたことです。「何が必要なものはありませんか」「お手伝いできることはありませんか」と歩き回りました。大きな資金力も、支援物資も何も持っていないからこそできた、細かな支援活動だと思います。それが大きく広がっているのです。
イエス様は、弟子たちを派遣するにあたり「帯の中に金貨も銀貨も銅貨も入れて行ってはならない」と言われました。必要なものは神様が与えてくださるのです。ルーテル支援活動の基本は「人と出会う」ということです。それは被災者と出会うことですし、被災者の痛み苦しみに寄り添うことです。私たちはそこにイエス様の存在を感じながら毎日をすごしています。(今日も事務局勤務です)
<音声朝礼は「神様の色鉛筆」でどうぞ!>
最近のコメント