ヨハネ 15:4 わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている。
イエス様が、十字架の出来事前に語られた決別説教のみ言葉です。ぶどうの木と枝のたとえ話から、十字架という緊迫した出来事の中で何が大切かを教えておられます。イエス様は、木に枝が結びつくように、イエス様と弟子たちの関係で重要なことは「つながる」ことだと言われました。木はイエス様で、枝は弟子たち・私たちを意味しています。そのつながりの中に神様の命も知ることができます。
東日本大震災救援活動報告を全国各地の修養会でおこなっています。とくに女性会の方々が壮年会にも声をかけてくださり、多くの方が参加してくださいます。これまでの緊急救援から第2期の活動をどのようにすすめていくかを報告しています。緊急救援は各教会・女性会で、わかめプロジェクトにはじまり、雑巾、おすそ分け、思い出写真洗いと活動が広がりました。被災地とつながった活動ができたという感想をいただきました。しかし質問の多くは「これからは何をしたらいいでしょうか。どんな支援が必要でしょうか」というものでした。全国の皆さんが被災地の方々とつながっていたいという気持ちを感じました。「まず、祈ってください」と答えました。ルーテル救援としての一つの課題は、今後各個教会と救援活動がどのようにつながっていくかだと思います。
イエス様は「わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている」と言われました。つながっていることの確かさを教えられたのです。被災地の方々と私たちがつながっているということは、私たちをとおして、被災地の方々もイエス様につながっていることになります。そのつながりの中心に祈りがあります。祈りでつながり、み言葉でつながり、支援でつながっていくことがこれからだと考えています。
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