クリスマスの季節がやってきました。街も賑やかになり、クリスマス商戦で華やかです。我が家でも今年のメインイベント開催通知が配布されました。「2011年クリスマス・シークレットプレゼント開催」です。この季節になると家族全員がこのイベントを楽しみにしています。なんだかウキウキそわそわしてきます。
このクリスマスイベントは、待降節くじびき大会から始まります。家族の名前が書いてあるくじを各自ひきます。しかし誰にあたったかは教えてはいけません。クリスマスまでに内緒でプレゼントを用意するのです。予算は自由です。よく考えながら、自分の財布と相談しながらプレゼントを用意します。お笑いでもOKです。とにかく1年に1度、その人のことをじっくり思い、祈りつつプレゼントを用意するというイベントなのです。そのプレゼントを家族クリスマスの中で渡す。これが我が家の一番の盛り上がりイベントです。
プレゼントといえば、今年は3人の娘たちへの「唯一1冊プレゼント」の用意ができました。6年まえから用意を初めて今年やっと用意ができました。その1冊は通読聖書です。毎日旧約2章、使徒書1章、福音書1章を読んできました。そうやって読んでいくと通読するまでに2年かかります。黄色の色鉛筆で線を引きながら。それが今年3冊揃ったのです。これがキリスト者の親としてできる娘たちへの唯一のプレゼントだと思っています。
それではいつ渡しましょうか。それが問題です。自立して家を離れるときか、結婚するときか、自分が天に召されるときか。そのときは神様が教えてくださるでしょう。しかし、私たちはこのように信仰を継承し、プレゼントできる聖書というすばらしいプレゼントをいただいています。クリスマスの出来事も、み言葉の出来事です。今年いただくクリスマスプレゼントは、礼拝でも家族集会でも「み言葉」でありたいと思います。