宮城県石巻市河北でお茶っこ会をしながら、心のケア活動をしています。仮設には必ず集会所があり、みなさんそこに集まってきてくださいます。
さて、追波川運動公園にある仮設でポスターをみつけました。地域安全運動のもので、子どもたちを守るためにものです。よく見ると地域性があってすごく面白いですね。この子どもが持っている袋に「いかのおすし」と書いてあります。この地方の小学生は「いかのおすし」をもって登校?いや、たまたまもっていた袋?しかし「いかのおすし」がはいっているには立派すぎるか?などとほほえましく眺めていました。
それにしても、この女の子は凛とした表情ですてきです。
その後、ブログを読んだ保育所の方から教えていただきました。「いかのおすし」ってそうだったのか!納得です。ありがとうございました。その内容は・・・
《いかのおすし》でありますが、これは、警察から指導されている<こわいめにあわないためのやくそく>の合言葉です。 《いか》・・いかない(知らない人にはついていかない 危ないところには行かない) 《の》・・のらない(知らない人の車には乗らない 知らない人の誘いにはのらない) 《お》・・おおごえでさけぶ(助けてぇ~!と大きな声を出す 危なかったら、怖かったら大きな声を出す) 《す》・・すぐにげる(怖かったらすぐ逃げる コンビニやたくさんの人がいるところにすぐ逃げる) 《し》・・しらせる(家の人に怖かったことを知らせる どんな人が何をしたか知らせる)