ヨハネ 19:17-18 イエスは、自ら十字架を背負い、いわゆる「されこうべの場所」、すなわちヘブライ語でゴルゴタという所へ向かわれた。そこで、彼らはイエスを十字架につけた。また、イエスと一緒にほかの二人をも、イエスを真ん中にして両側に、十字架につけた。
イエス様はゴルゴタの丘で十字架につけられました。ヨハネ福音書はその処刑の状況を詳しく書いています。ここに「彼らは・・・十字架につけた」という表現があります。彼らとは一体誰でしょうか。イエス様を十字架につけたのは誰か。ヨハネはそのことを問うています。
本日、午後3時に多くの教会が「受苦日礼拝」をもちます。イエス様が息を引き取られた時間を記念して行われます。この日を英語では「グッド・フライデーGood Friday」といいます。これは良い金曜日という意味ではなく、「God’s Friday」からきているそうです。しかし、イエス様の十字架の死によって私たちの罪が赦され、救いがもたらされました。私たちにとって福音(良き知らせ)が届けられるには、十字架の苦しみと死がありました。今日、徹底的に十字架を心に刻むことが求められます。
聖書では「イエスを十字架につけた」とあります。だれが十字架につけたのでしょうか。「彼ら」の中に自分はいないのでしょうか。もちろんいるのです。私もまたイエス様を自分の罪のために十字架につけた1人です。目をそらさずに十字架に向き合う日を送ります。
<本日、山口出張中のため音声朝礼はお休みです>