教会バザーも無事に終わりました。25年ぶりのバザーで、すこし緊張しました。女性会をはじめ、準備をしている方々の姿をみて「ああ、教会だなあ~」と思いました。皆さんにとって楽しい1日で下でしょうか。来て下さった方々も、招いた教会員もみな喜びに満ち溢れていたら、それが神様の御心だと言えます。
土曜日には、大江教会(九州学院教会)出身で、恩師である古財克成牧師の納骨式をご遺族からお願いされて式をさせていただきました。九州学院の大先輩でもあります。古財先生とは不思議な出会いがありました。何度も神学校を飛び出した私を、暖かく見守り神学校の先生方にいつも頭を下げて学校に戻る道を備えてくださいました。私のような、やんちゃ神学生は古財先生の教会に送られ再生されていくという道をたどるのです。いつの間にか「古財学校」と言われていました。「みんなは見捨ててもキリストは君を見捨てない」との言葉に牧師になる決心をしたことを思い出します。
長男の成生くんから感謝の手紙をいただきました。そこにが「きっと、どこかで牧会を・・・」という表題がついていました。その中に2つの奇跡ということが書かれてありました。一つは倒れてから2週間の時間が与えられ、家族が一つになれたこと。もう一つは「前夜式から納骨式までの牧師先生。古財学校と言われていた時の神学生だった両先生(中島牧師と私)は、私たち兄弟にとってもいい兄貴分で大変お世話になった牧師先生です。この、人の巡り合わせも奇跡としか言いようがありません」と書いてくださいました。まさか、熊本の大江教会の牧師に立野が赴任しているとは思ってもなかったことでしょう。本当に奇跡だと思います。
感謝の手紙には納骨までの半年、兄弟たちが古財牧師の歩んできた道、足跡、働きを知らされ、感動し、本当に最後まで牧師であったと確信したと書かれてあります。最後の結びは「父のことですから、きっとどこかで牧会をしているに違いありません。これまでの父の歩んだ道を心にとめて、父と出会えた時に『お疲れさん、お父さん』と言いたい」と締めくくられてありました。