教会の暦は新年となりました。今日から待降節、アドベントです。大江教会ではこの教会暦新年に、神様が素敵なプレゼントを下さいました。それは聖卓と聖書説教台です。みなさんが待ちに待った聖卓が与えられました。神様に感謝します。
そこで、今年のクリスマスはすべての主日も特別礼拝としました。新しい礼拝の形をみんなで楽しんで作り上げようと思っています。その始まりが「アドベントキャンドルの祝福礼拝」です。アドベントキャンドルは毎週、1本ずつ火が増えて、クリスマスには5本目が灯ります。どうも、クリスマス主日を第4週目に行うため、キャンドルは4本しか用意されませんが、伝統的には5つのキャンドルが用意されます。そしてこのキャンドルひとつひとつには意味があります。
いくつかの言い伝えがありますが、最初のキャンドルは「預言のキャンドル」、「希望」を意味します。2本目は「天使のキャンドル」 で「平和」、3本目は「羊飼いのキャンドル」で「喜び」、4本目は「ベツレヘムのキャンドル」で「愛」を意味します。5本目は「キリスト」です。キャンドルの色は、赤や白もよく見かけますが、伝統的には、1本目、2本目が紫、3本目がピンク、4本目が紫、そして「キリスト」を表す最後のキャンドルは白を使います。
アドベント・キャンドルには青いキャンドルが使われることもありますが、クリスマスの「典礼色」である「紫」が使われるのが一般的です。「紫」には「悔い改め」や「待望」の意味があります。第三のキャンドルは「喜び」を表わすので「紫」の色を薄めた「薔薇色」あるいは「ピンク」を使います。今年の大江教会はクリスマスにテーマをつけました。「天使が舞うクリスマス」です。