教会招き猫が12月から天使に変わりました。というより、天使の格好にコスプレしたといえばいいでしょうか。クリスマスの宣教に一役かっていただいています。この教会招き猫は、みどり幼稚園の園バスの子供たちに見ていただくことを願ってコスプレしているのです。
さて、幼稚園の先生から子供たちの感想を教えていただきました。それを聞いて大笑いしました。子供たちは「猫ちゃん死んじゃったんだね」と言ったそうです。始めは何のことかわかりませんでした。なぜ猫ちゃんは死んだのか。どうも子供たちは死んだら天使になると思っているというのです。天使とは、この世の人が死んで天国に行き天使となって私たちを守ってくれると考えているのでしょう。ちょっと大笑いしたのですが、その考えもいいかなと思いました。死んだら天使なる。とてもロマンチックです。
しかし、聖書にはそのように書いてはありません。天使はあくまでも神様のお使いであり、神様が創造されたものです。天使にはきちんと神様から役割が与えられています。それを忠実に守るのが天使です。ですから神様のみ言葉が天使にとって一番大切なものです。そのみ言葉を伝える役目を果たしているのです。大天使ガブリエルも神様のみ言葉をお告げにマリアの所にやってきたのです。
今年、大江教会のクリスマスは「天使が舞うクリスマス」です。だんだん舞ってきました。数も増えてきました。クリスマスイブにはもっともっと多くの天使たちが教会の中に舞うことでしょう。今年この天使たちが大江教会に伝えている神様のみ言葉は何でしょうか。ちょっと耳を澄ませてみませんか。今年1年を振り返ってみると、苦しいことや悲しいこともあったでしょう。試練しか与えられなかったと思っている方もおられるでしょう。しかし、それだけではないよと天使は伝えてくれます。そんなときこそ神様が共に居てくださったでしょうと伝えていませんか。そうですよね。