宇土教会の最長老は本田弘芳あにです。今年で93歳になられます。いまでも現役で畑を耕し、車を運転して教会の礼拝に来てくださいます。ご夫婦そろって仲良く礼拝に来られる姿をみて、神様に守られて生きておられる証しを頂いています。
最近「もう歳とって腰が痛い。昨年の体力からすると落ちているのがわかりますばい」と言われました。そこで「いや~100歳までは大丈夫ですよ」と声をかけました。自分では何気ない会話の内容です。しかし、本田さんは「100歳までしかだめですか」と笑って言われました。その笑顔に救われましたが、よく考えてみると「100歳で終わりですね」と言っているだと気が付きました。自分としては「100歳生きれば十分」と思っているのですが、93歳の方には100歳より先がみえておられるのでしょう。なんだか勇気を頂く言葉でした。
「わたしゃ一生懸命に働いてきましたばい。冬の畑は寒かった。でも一生懸命やりましたばい」という言葉に、いつも支えられている自分を思います。いまでもトラクターを運転し、春の畑の準備をされている。農家として畑に雑草をはやしておくわけにはいけないと言われます。いやはや超人だなと思います。しかもご夫婦そろっての信仰者。イエス様と共に生きるその姿に、感動を覚えます。宇土教会での出会いに感謝しています。
今年は宇土教会と連立教会(合同)の申請を教区・本教会にいたしました。申請だけでなく、毎月1回は宇土教会にて合同礼拝をしたいと考えています。毎月第2土曜日に聖餐式をおこなっていますで、大江教会9時半に集合して一緒に宇土教会の礼拝に参加しませんか。2つの教会が実質的に一つとなるためのプログラムを考えていきたいと思っています。楽しみです。