私たちのもとから大切な兄弟である、一三兄を天に送りました。4月3日には教会の土台であった東洋先生も天国に送りました。これでまた神様の国がさぞ賑やかになったことでしょう。きっと大江教会のこれからに祈りを合わせてくださっています。私たちはさみしい気持ちで一杯ですが、再会できる希望も持っています。
神様はいつも大江教会の葬儀に配慮をしてくださいます。お二人とも主日礼拝を共に守り、聖さんをいただき、天国に旅立たれました。これは私たち教会の交わりが一番望んでいたことです。教会に来ることができなくなって、共に礼拝を守ることが難しい生活でした。教会でも兄弟たちの癒しの祈りが続けられてきました。その祈りを神様は聞いて下さり、必ず主日礼拝を共に守るようにしてくださいました。共なる礼拝の光景を忘れられません。先生も、兄も帽子がお好きでした。それぞれの棺の中に帽子が置かれていました。また奥様の言葉かけも「楽になってよかったね」でした。闘病生活は大変なことだったでしょう。しかし、最後まで家族に見守られて、愛されての旅立ちでした。最後にお二人を礼拝から送りだせました。
洋子姉の火葬場での最後のお別れの言葉は私がお聞きしたのは「待っててね。あとから必ず行くからね」でした。しかし本当の最後の言葉はそこに一緒におられた信徒の方によると「天国についたら電話してね」だったそうです。なんと素敵な言葉だろうと思いました。最初に長崎で倒れられたときも、まず奥様に電話されたとお聞きしました。大切なときにはいつも電話によってつながっておられました。そのことが最後の言葉になられたのでしょう。
イエス様は「わたしにつながっていなさい」と言われます。「わたしもあなたにつながっている」と。このつながりが私たちを永遠につなげる絆となっています。