「熊本みかんを被災地に送る」プロジェクトをしています。皆さんのご協力で6箱を送ることができました。被災地の皆さんから喜びの声が届いています。「いつも覚えていてくださってありがとう」という言葉です。私たちのルーテル教会支援は「忘れない」ということがテーマですので。この「覚えていてくださって」の言葉に、私たちの思いが伝わっていると感謝しました。
大江教会は今年もたくさんのつながりを被災地ともつことができました。3月に食べた「生わかめ」は本当に美味しかったです。熊本で「わかめのしゃぶしゃぶ」を食べられるとは思いませんでした。宮城県石巻河北・北上・十三浜のつながりは広がりました。九州学院・ルーテル学院の生徒さん達を被災地に連れて行くこともできました。「来てくれることが嬉しい」との言葉をいただきました。わかめ作業所でボランティアをし、被災した住宅に泊めていただきました。秋刀魚や塩害米も教会に届きました。これらのつながりはすべてルーテル支援「となりびと」からのつながりです。
本教会はこれからの支援をどうしていくか模索中とお聞きしました。活動終了から7ケ月経っていますが・・・東教区は福島で放射能測定の支援をしておられます。支援に関わった者として考えることはたくさんあります。先週も伊藤文雄先生が石巻を訪問されていました。臨床宗教師の養成のために被災地で講演と行脚をされていました。このつながりをなぜ大切にしないのかなと思うのです。ルーテルさんを待っておられる方々がそこにおられるのですが。私たちの購入による復興支援でもつながりです。
被災地を「忘れない」「つながっている」「寄り添う」。これが大江教会の大切なテーマです。十字架の主イエス・キリストはいまも被災地に立っておられるのですから。