今年もクリスマスがやってきました。大江教会にとって大宣教プロジェクトの日でもあります。昨年より1000人礼拝を目標して準備してきました。皆さんも「牧師は何を言っているのか」と思われたことでしょう。しかし、いま教会の変化を見て頂ければ、大江教会が何を目指してきたかがお分かり頂けると思います。それは「宣教する教会」ということでした。
1000人礼拝と言うたびに、「根拠はあるの」「数ばっかり集めてどうする」「はじめから無理でしょ」「意味わからない」「そんなことして何になるの」と外部からの反応をいただきました。そのたびに九州学院を中心にした広がりへの宣教や生徒を招くことによってそれが可能であることを説明してきました。すると「そんなの簡単じゃん」「なあんだそれで1000人か」「それならすぐに出来るじゃん」と言われます。それならやってごらんと言いたくなりますが、ニコニコと笑っています。
大江教会の皆さんならこの1000人礼拝が簡単なようで簡単でないことが理解できると思います。そこに人がいるから達成できるわけではありません。そのために1年間準備をする。仲間を集める。学校と協力する。卒業生にアピールするとありとあらゆる方法を駆使しなければできないことを。つまり「本気」にならなければおれは達成できないのです。大江教会に属する皆さんが、自分のできるところで「本気」になるときにこれは達成できます。祈りで本気になる。準備で本気になる、捧げもので本気になる。どの方法でもかまいません。とにかく一度本気になって宣教で一つになりたいのです。
これまでも「数」をいう度に批判を受けてきました。ただ面と向かって言われたことはありません。だからこそ目に見える数で勝負していきたいと思っています。ルーテル教会で一人ぐらいそんな牧師、教会があってもいいと思います。