2015年大江教会定期総会が終わりました。今回の総会は昨年と違う雰囲気を感じました。総会の本来あるべき姿「恵みに感謝・報告」「これからの宣教を考える」の2つが中心にあった総会でした。とくに「宣教」について多くの時間が与えられたことは大きな恵みでした。
今年の総会では「パイプオルガン設置」という決議をいたしました。現在の教会の勢いがこの決断をさせてくれたと思います。教会の財政は大丈夫か。信徒の高齢化は問題ないか。パイプオルガンは必要なのか。たくさんの思いや不安があったことと思います。しかし、それを超えて決断されました。また一歩前に進んだのだと思います。これまでの大江教会の決断としては「宣教する教会」になるための積極的な一歩、それは新しい決断でした。この決断ができたことが、いまの大江教会にとって大切なことでした。
教会の決断の多くは「後ろ向きの決断」が多いと感じます。堅実に、確実に、不安がないようにという決断です。しかし、聖書にはそのような決断はあるでしょうか。アブラハムは「いく先を知らないで」旅立ったのです。イエス様の弟子たちもそうでした。そこには「神さまが共におられる」という信仰と祈りがありました。今回のパイプオルガン設置は私たちが信仰こととして実現していきましょう。設置資金についての不安があるかもしれません。しかし信仰と祈りで決断したことは神様が必ず実現してくださいます。なにも心配していません。むしろパイプオルガン設置で大江教会が一つになれるかです。宣教の妨げとなっているのは、教会内の一致ができてないからです。信仰と祈りで一致できていれば100人礼拝や1000人礼拝はすぐに実現できるのです。
今回の決断は、宣教する教会になるためになされました。今年は大江教会が一つになってこの大きな決断を実現させましょう。「昔にくらべて明るい教会になりましたね」ではなく、「聖霊が満ちている教会ですね」と言われる教会を目指しましょう。