教会の季節が四旬(受難)節に入り、2週間がすぎていきました。毎年この季節だけ自分に課題を出すことにしています。若い時は「テレビをみない」「チョコレートをやめる」「おこらない」「1日1悔い改め」などなど。その中で受苦日24時間断食をしたことがあり、これは苦しかったというのを思い出しました。
そこで、今年は「プチ断食」です。日の出から日の入りまで。なんだかイスラム教の断食のようだと思いますが。これがなかなかいいです。実はダイエットにもなっており、もう2㎏の減量になりました。しかも、昼食時に何もすることがないので歩くようになりました。こんなに快適でいいのだろうか、主の十字架の苦しみを覚えるのはどうなったかと思えるくらいです。
さて、プチ断食をしてわかったことがいくつかあります。それは間食のし過ぎです。自分では間食は少ない方だと思っていたのですが。とんでもありませんでした。いま机の上にお菓子が山と積まれています。食べないでいると溜まってくるのです。どこからともなく、次々と集まってくる。これだけ食べていたから痩せなかったのか。いや、体重が増えていたのだと思いました。会議に出るたびにおやつを食べずに持って帰る。ついつい自分で買ってしまう。無意識にというのは大変なことだと実感しています。
しかし、ちょっと考え方を変えてみました。この山積みされたおやつをみ言葉に変えてみたらどうだろうか。お菓子を食べる代わりに、聖書の言葉を1つ読む。手が伸びそうになったら聖句カードを1つ読む。そうやって聖句カードを読んでいけばどれくらいの数が読まれるだろうか。1日やってみたら54枚ありました。「みことばのおやつ」これもまたいいものです。そうやって受難の季節を楽しく過ごしています。