立野牧師はいまごろどこにいるでしょうか?ベルリンにおります。(予定)現在日本聖書協会主催の「宗教改革500年マルティン・ルターの足跡を巡るドイツ・ポーランドの巡礼の旅」の団長として渡航中です。聖書協会の評議員をさせて頂いていましたし、なによりもルターの旅にルーテル教会の牧師が同行しないのはねえ~ということで神様から恵みを頂いての旅行です。
しかし、私にとってこの旅に同行したいと思ったのは別の理由がありました。ルターとバッハの旅はすでにしておりました。まあ何回行ってもいいのですが。今回はポーランドのアウシュビッツ強制収容所、ビルケナウ収容所が旅程の中にありました。またベルリンも旅程にありました。この場所にはまだ行ったことがありませんでした。そして牧師として死ぬ前に必ずそこに身を置きたい場所でもありました。昨年は中国南京虐殺記念館に身を置かせていただきました。その時に「神様次はアウシュビッツ強制収容所に身を置かせてください」と祈りました。きっと神様のみ心なのでしょう。すぐに祈りをきいていただけました。
東日本大震災支援活動の講演をさせていただくたびに「現場の苦悩に身を置く」という言葉を繰り返してきました。今の自分はどこに意を置いているのか。置かねばならないのか。人の苦悩とはなにか、神様の沈黙とは何か。神様は苦悩しておられるのか。などなど私のテーマはたくさんあります。そこに少しでも答えをいただく旅であってほしいと願っています。(まだ渡航前にこれを書いているのですが)
1日の午後には熊本へ帰ってきます。立野という牧師はどのようなことを感じて帰ってくるでしょうか。わたしは現場が好きな牧師です。どこに行ってもそこに身を置いて感じ取ってきたことを伝えていく牧師だと思っています。皆様にはご迷惑をおかけしていますが、牧師の成長のためにどうぞお祈りください。ベルリンか~。
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