ワクワク感をもって

   ２年前から計画してきた「教会カフェ」が整いました。これまでの集会室から、くつろぎの空間へと変わります。これで聖なる空間としての礼拝堂、癒しの空間としてのカフェが揃いました。今回は台所も整備され、より清潔感あふれる空間ができました。この台所からまた新しい宣教・交わりが生れてくることでしょう。次はパイプオルガンの設置となりました。
   この３年の教会を振り返ってみますと、一番大切にしてきたことは何だったでしょうか。実は「ワクワク」感です。メンタルトレーニングの中に「ワクワクする」ということがあります。「ワクワクする」は過去・現在に対しては生まれない感情です。つねに楽しい未来を考えた時に人はワクワクします。過去ばかり振り返っているとワクワクはなく、後悔や批判ばかりになるのです。だからワクワクする目標を立てて前に進むときに教会は変わってくると考えました。そこに喜びや楽しみが生れるのです。
   ある心理経済学者は人間の２つのタイプを紹介していました。１、怠けたがり、責任をとりたがらず、放っておくと仕事をしないタイプ。２、自己実現のために自主的に行動し、問題解決のために創意工夫するタイプ。これをメンタルトレーナーは３つにわけていました。１、いわれた以上のことをする人。２、いわれたことしかしない人。３、いわれたこともしない人。自分はどれだろうと思ってもしかたありません。神様は私たちを「いわれた以上のことをする」ようにお創りになっていると思います。そのためにひつようなことが「ワクワク」感だと思っています。
   大江教会の成長に必要なことは「ワクワク」感だとおもっていました。次から次へと新しいことが起こることがワクワク感につながります。ワクワクする時には過去を引きずりません。イエス様と出会ったときもワクワク感があったはずです。