ルーテル教会全国教師会では7年に1度「牧師レビュー」を実施しています。今年は私も対象者でした。ということ牧師になって28年になると言うことですね。このレビューは牧師自身と代議員がレビューシートに記入することから始まります。それをもって地域教師会長と教区長のが面接をするというものです。
今回はレビューと言うより、いま大江教会に何が起こっているか。どのような宣教方策をもっているのか。新しい宣教のあり方とは何かを説明してきました。面接をして下さったお二人にとっては、こんなに急激な変化をもたらして信徒の皆さんとの気持ちのすれ違いはないのか。内部はどうかという質問が多かったようです。やはりここでも宣教する教会としての立ち位置を考えさせられました。きっと内部との調整は代議員がして下さっているということで話はまとまりました。そのとおりです。
ユダヤ人の格言に「幸運に恵まれない人は死んだ人に等しい」というものがあります。どんなに一生懸命やっても幸運がなければ、物事はうまくいかないということでしょう。しかし、努力したからと言って幸運がやって来るとはかぎりません。たぶん幸運は呼び込んでいくものです。イギリスの心理学者は「幸運は突然、天から降ってくるものではなく、心がけ次第である。決まった習慣を身につけさえすれば、つまり、自ら決めた考え方や行動で幸運を招くことができる」と言っています。そうだなと思います。いま大江教会はこの幸運に恵まれています。幸運を言い換えれば「神様のみ心」でしょうか。なぜそうなのか、それはある習慣がここにあるからです。
それは「祈り」と「聖書通読」です。いま大江教会にはこの2つが習慣としてあるのです。キリスト者が生きる時、この2つを習慣にすること。すると神様のみ心である幸運がそこに満ち溢れます。聖書通読を始めてからの教会をみればよくわかりますよね。