大江教会にとって10月2日は、記念日の一つとなりました。礼拝堂にある講壇聖書の旧約・新約聖書の通読が終わりました。約1年かけて、多くの方々のご協力で、創世記からヨハネの黙示録まで読み通すことができました。
昨年9月1日、T子姉が創世記1章~3章まで読み通読は開始されました。毎日3章ずつ、礼拝堂では聖書が読み継がれてきました。本当に1日も欠かさず読み通すことができるか。また、通読者は途切れずに与えられるのか。ちょっと不安を抱えながらの出発でした。しかし、そんな不安はすぐになくなりました。通読表には必ず名前が書かれていたのです。後半には毎週月曜日には九州学院のT兄が通読してくださいました。これもひとつの恵みです。いま読んで下さった方の名簿を作成しています。通読者の名前を講壇聖書に記そうと思っています。
神学校に入学し1年目のことでした。ある夜ふと「まだ聖書を通読していなかった」ということに気がつきました。卒業まであと1年半でした。礼拝や学びのためにあちこちを読んでいましたが、初めから最後まで読んでなかったのです。そこで1年間で通読する方法を教えてもらいました。毎日3章読めば1年間で通読できる。そしてもう一つ「年齢の数だけ通読すること」。この二つを教えて頂き、その日から現在まで毎日よむ習慣ができました。実は聖書を読むことを習慣にすることは大きな恵みだと教えられました。聖書1冊もって海外を飛び回りながら、毎日読むことができました。その間に試練もありました、東日本大震災では救援活動しながら泣きながら読んできました。それでも聖書のみ言葉あったからこそ、支えられ生きてくることができました。
現在「旧約聖書続編」を読んでいます。これが終われば、2回目の通読に入ります。せめて3回は講壇聖書を通読したいと思います。大江教会の宣教をささえるために。