2015年も待降節第1主日がやってきました。教会の暦が新しくなります。過ぎ去った1年も大江教会にとって変動の時でした。礼拝堂整備から集会室のカフェ化。そのカフェを用いて新しい集会を開始しました。高校生が毎日カフェにやってきてくださいました。少しずつ開かれた教会への一歩を踏み出すことができました。
さて、「次は何ですか」という質問がありました。皆さんならばどのように答えますか。「これで十分です」でしょうか。次に何をするのかは、自分が考える大江教会の使命を思い浮かべると答えがでてきます。あなたならどうするかということです。牧師としては思っていることはあります。それは「納骨堂から記念堂へ」です。記念堂の整備をしなければなりません。いまは納骨堂としての機能しかありませんが、ここは納骨された方のみの場所ではありません。大江教会をずっと担ってくださった先達たちの記念をする場所です。それがわかるように整備していくつもりです。
召天者ネームプレート、ステンドグラスの設置。それだけではなく、車いすで行くことができるように整備したいのです。いまは車椅子では記念堂に行くことはできないのです。それでいいのかなと思います。また、教会玄関の整備も考えています。せっかくのスロープが生かされていないように思えます。大江教会はいったい何を大切にしているか、それは扉ひとつみても反省することがたくさんあります。礼拝堂は聖なる空間となりました。ここは祈りの場所です。カフェは憩いの場です。ここまではできました。あとは全ての人に優しい建物にするのが次にやることです。
「教会はつねに改革されるべきである」。大江教会はハードもソフトも常に改革されています。講壇用聖書通読も2回目となります。オルガニストの祈りと聖書日課も用意しました。まだまだやることはたくさんあります。あなたの次は何ですか?