ついにBosch社製パイプオルガンが礼拝堂に設置されました。祈りと信仰によって神様からおおきな恵みをいただきました。さあ、これからです。この教会の宝を私たち大江教会が用いて宣教していくのです。
パイプオルガン設置にむけての計画をしている時、よく聞かれる言葉がありました。それは「パイプは立野先生が欲しいのですよね」「先生の念願のパイプオルガンですね」「先生が必要となさったのですね」と。その言葉を聞くたびに「礼拝堂にオルガンが設置された時にわかる」と思っていました。牧師が欲しがったからパイプオルガンが設置できるのではありません。また、私が必要だったわけでもありません。いま設置されたオルガンをご覧になってもその言葉が出てくるのでしょうか。ここに設置されるためにこのオルガンは存在しているのです。
先週は何人もの方が組立の見学にこられました。ある信徒の方は感動して涙を流しておられました。出来上がっていくオルガンに子どもたちも、高校生も興味津々で見つめていました。そしてなにより、またひとつ礼拝堂が聖なる空間になったことの感謝がありました。もうお分かりだと思いますが、神様がこのパイプオルガンを大江教会に与えられたのです。神様が御心に従って、大江教会にいま必要とされたのです。そしてこの聖なる空間にまたひとつ福音の基を据えられたのです。今年の教会のテーマは「祈りと信仰のある教会」でした。まさにそのような教会になったのです。神様が御心に従ってされることは必ず実現することを確信する出来事でした。
クリスマスがやってきます。御子イエスがベツレヘムでお生まれになった。神共にいますが実現した。これはすべて神様のみ心なのです。その信仰があるから、私たちの協会はまたひとつオンリーワンの教会に近づきました。