「時間を守る」。これはとても大切なことです。「時間に合わせる」というのも同じことだなと思います。講演でも、授業でも、話す時にはいつも「時間」を大切にしなきゃと思います。
今年も多くの機会が与えられ講演に出かけています。話の内容も東日本大震災から熊本地震について、そしてパレスチナ支援についてです。たまに、子ども説教、楽しい宣教についてというのもあります。飽きには宗教改革500年についてと言うテーマをいただきました。テーマも「いのち」「希望」「宣教」と幅が広いです。加えて一番の準備は時間を守ると言うことです。
講演依頼時には「何分でお願いします」というのがあります。それが皆違う設定なのです。90分もあれば60分もあります。一番短いのは5分。一番長かったのは6時間というものもありました。セミナーのほとんどを話してほしいと言う事でした。さてその時間の中で話をどうまとめるかです。90分と25分では内容を凝縮しなければなりません。一番言いたい事だけを話すのではなく、聞き手に取って一番の話しをするように心がけます。そして時間を守ることです。主催者が一番困るのは時間オーバーです。短くて困られたことはありません。しかし長いのは次に支障がでてくるのです。先週の講演も「必ず25分でお願いします」「分刻みでスケジュールを組んであります」と言われました。そこまで言われると必ず時間内にと思います。24分45秒でまとめました。その事が一番喜ばれたのはなんとも不思議な事でしたが。
「時間を守る」「時間に合わせる」。それは自分の為でなく、聞いて下さる方のことを思って出来ることです。自分ばかりをみていては、せっかくの愛も伝わっていきません。イエス様がいつも私たちに歩調をあわせてくださるのは、私たちのためだからです。