教会の「つながり」を考えています。教会はそこに集う方々のつながりを考えると、こんなに豊かな交わりはありません。しかし、それが生かされているかといえば、ほとんど生かされてないのが現実です。これからの教会は、この「つながり」を大切に考えてそれを生かしていくことが宣教になると思います。
「つながり」といえば、最近あるネットショップで本を購入しました。ところがそのサイトではつい買いすぎてしまいます。サイトの一言が影響しています。「よく一緒に購入されている商品」「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という言葉です。これを次々にみていくと欲しい本がたくさん出て来るのです。それらをまとめて買ってしまうのです。うまくできているなと思います。
これを教会の宣教に生かせないかなと考えました。「礼拝に参加した人はこちらも参加しています」と。食事だったり、カフェでの行事だったり。そこでまた、「このようなプログラムに参加されています」という誘いがあったり。それには教会にどれだけのプログラムがあるかでしょう。これまでも、聖書を学ぶ会はありましたが、それ以上のプログラムを用意できていたか。ところが現在の大江教会は違います。多種多様のプログラムがあります。集会室をCaféとして開放し、礼拝堂が地域の方々に用いられています。先週は英会話ハロウィンパーティがあり、落語がありました。水彩画、フラワーアレンジ、ハーモニカ、ギター、コーラス。毎日違ったプログラムが教会で行われています。いまの大江教会なら「礼拝にでた人はこんなプログラムにも参加しています」と言えます。これが最終的はキリストとつながっていくことになると信じています。
大江教会宣教ブランドが少し見えてこられましたか。大江教会独自の宣教の形を目指してきました。これも宣教する教会の改革です。いま立ち止まらないでさらに前へ。