1テモテ 3:9 清い良心の中に信仰の秘められた真理を持っている人でなければなりません。
「朝5分の早起き人生が変わる」という本を読んでいます。まさかそんなことはないだろうと思います。朝5分で人生が変われば苦労などしないだろうにと思ってしまうのです。しかし、中に書かれていることを読むと、なるほどと思うところもあります。朝5分早く起きて身の回りを整理しようと書かれてありました。パジャマをきちんとたたむとか、洗い物を戸棚にしまうとか。わずかな時間で出来ることを習慣かすること。きちんと整理することで気持ちも変わると。やってみるとなるほどそうだと納得しました。朝からきちんと整理できていれば、その日に余裕が生まれ、それが続けば人生が変わるかもと期待してみました。
パウロのテモテへの手紙は「牧会書簡」と呼ばれています。エフェソ教会の指導者であった若いテモテに、職務の手引きと偽りの教師に対する警告が書かれてあります。今日の聖句は、奉仕者の資格について教えています。奉仕者の役割は、貧しい人々、病気の人への奉仕でした。その奉仕者を選ぶにあたって大切なことは「まず品位」そして「清い良心の中に信仰の秘められた真理を持っている人」だと言うのです。
早朝のラジオで「健康」の話が流れます。今週は「心療内科とカバン」というテーマです。どんなつながりがあるのか。まだ2回目ですが、何を持っているか。持っているものをどのように扱っているか。カバンに表される精神状態を解き明かし治療に生かすというものです。心療内科に初診でこられる方はおおむねたくさんのカバンをもってくるそうです。それが少しずつへっていくのだとか。また、カバンのなかが「ぐちゃぐちゃ」というのは、その人の荒れた心の現れだとか。よく若い女性がカバンをひっくり返しているのをみますが、いつも「あ~あ」と思ってしまいます。カバンの中にあるのは、いまの自分自身だそうです。つまり中に何がどのように入っているかです。
パウロは奉仕者の資格として「信仰の秘められた真理を持っている人」といいました。私たちは神様が共にいてくださる。神様が共にいて働かれるという真理を自分の中にもっているでしょうか。すべての働きの中に信仰の秘められた真理をもっているならば、安心して今日もすごしていけるはずです。
<音声礼拝説教は「神様の色鉛筆」でどうぞ!>
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