受難節に「昼断食」をしています。今年で3年目です。少しずつ体重が減ってきました。体が軽くなって来るのがわかります。受難節断食というより、受難節を用いてダイエットしているようなものです。
昼断食は初めの1週間がとても辛いです。13時を過ぎるとお腹がグーグーなります。15時になると食べ物の事ばかり考えます。そして日没の解禁までなんども時計を見ます。しかし、それも楽しいものです。イエス様の受難を偲ぶというより、自分に少しメリハリをつけるためにしているようなものです。
1週間が過ぎると、とても楽になります。しかも夕食をたくさん食べずに済むようになります。きっと胃が小さくなっていくのでしょう。普通に、いや普通より少なくて済むようになるのです。そして良く眠れるようになります。お腹が空いて眠れない心配などありません。また色々なことに敏感になります。3週間すぎるとさらに楽しくなってきます。何が楽しいかわかりませんが、体調が本当によくなるのです。この時期に出張や旅行が入ると大変です。リズムが狂うからです。また「食べようかな」という思いが湧き上がります。対外的に昼食を断れないこともあります。そんな時は無理せずに夕食を抜きます。無理せずにやるが一番大切なのです。さて今頃タイにおりますから、どうしているでしょうか。今回は断食中であることを正直にお伝えしてみようかなと思います。おっと、断食だけでなく福音書の受難記事も読みます。
こうやって受難節をメリハリを付けて生活することもいいです。1年に1回きりですが、自分の人生になにか必要なことを学ぶ時期となります。誘惑に負けずに、主のみ言葉に生かされる。「人はパンのみに生きるにあらず」を実感しています。