イースターおめでとうございます。春がやってきました。新しい命、復活の希望が今年も与えられました。感謝です。また新しくスタートですね。
大江教会は先週1週間、朝と夕に聖週礼拝を行いました。朝は十字架上の七つの言葉を受け止める礼拝でした。夕は聖週のエルサレムでのイエス様の足跡をたどり、出会った人々、話されたたとえ話、そして過越しの食事(伝統と現代)を学ぶ礼拝でした。今年は讃美歌21からレントの讃美歌も歌いました。1年に1回ですが、この週に毎日礼拝が出来ることに感謝します。これまでルーテル教会はこの聖週には「受苦日・聖金曜日」礼拝を守ってきました。それも一部の教会だったかもしれません。聖金曜日礼拝を行っている教会も段々増えてきましたが、聖週に毎日礼拝を行っている教会は大江教会ぐらいかもしれません。大江教会の特徴の一つです。
さて、最近の自分のテーマは「ちゃんとしよう」です。聖週の礼拝もルター時代は行われていたことでしょう。カトリックの伝統の中にありましたから。いつしか時間や生活習慣、仕事などの理由でルーテル教会からはなくなっていったのかもしれません。しかし、大切なことはこの聖週に主の受難をしっかり心に刻む事です。復活祭をより深く受けとめるには、この聖週の礼拝はかかせない。これが私の「ちゃんとしよう」ということです。もっといえば「自分の信仰生活をちゃんとしよう」という私の決意でもあります。聖書の通読、朝晩の礼拝、納骨堂での祈り、そして教会の現状復帰。すべて自分の信仰を「ちゃんとしよう」です。
来年はこの聖週の礼拝に皆さんの御参加をお待ちしています。きっと復活祭礼拝を新鮮に感じる何かを受け取ることが出来ます。