この季節は記念堂(納骨室)へ来て下さる方が多いです。お里帰りも含め、日本人としてはお盆のお墓詣りでしょうか。それでも記念堂に来て下さることは感謝です。
大江教会にとって礼拝堂の横に場所があるのは大きな恵みです。記念堂は毎朝7時には扉を開け、午後9時には鍵を閉めることにしています。天気のいい日は扉を開けて風を通し、雨が続くときには除湿機を稼働させています。いつ来られても爽やかな記念堂でありたいと願ってのことです。この場所を聖なる空間に保つことも牧師の務めです。そのために祈りは欠かすことが出来ません。教会の記念堂はお骨が納められているだけでなく、その方の信仰、思いで、人生がそこに納められています。
先週の事でした、教会では見かけない家族が記念堂に入って行かれました。かなりの時間お祈りをしておられました。小さなお子様連れでした。いつの間にかおられませんでしたが、この風景にとても恵みを頂きました。毎日お祈りにこられる家族もあります。月命日に必ず来られる家族、旅行の途中で立ち寄られる方も。九州学院の卒業生の方々もよくきてくださいます。多くの先生がたに再会されます。そのような場所になってきたことを感謝します。いつ誰が来られてもいいように細心の注意を払っておくことが聖なる空間として保つことです。そのために出来ることはただ一つ。牧師が朝晩記念堂で祈りの時を持つことです。実はこの朝晩の記念堂の祈りでどれだけ牧師が恵みと祝福を頂いているかわかりません。記念室をみるとその教会の信仰の在り方もみえてきます。鹿児島教会の再生取り組みも納骨室からでした。
今日は夏の召天者記念の祈りが行われます。ぜひ記念堂へもお越しください。きっと爽やかな時が与えられることでしょう。大江教会の記念堂は聖なる空間です。