新型コロナウィルス感染拡大防止のための自粛が続いています。礼拝も4月5日をもって休止中です。まだ油断を赦さない状況にあり、公開礼拝の中止を5月24日まで延長することにいたしました。教会の礼拝は県の自粛の対象となっていませんが、皆さんの健康を考えてもう少し様子を見ることにしました。
先週はゴールデンウィークでした。いつもなら教会の前は賑やかなことだろうと思います。12年前もそうでした。ビル前がパレードの出発地点にあたり、音楽と人の声で騒々しいものがありました。ところが今年はフラワーの中止で、この期間中に人もいなければ自動車も通らず静かでした。意外とこのような日常もいいなと思います。何が楽しいか、新緑がこんなにも美しいものと感動しています。
そんな中、5日に平和公園へ行ってきました。原爆の子の像建立記念礼拝に参加しました。この像は61年前の5月5日子どもの日に建立されたそうです。広島女学院の河本一郎さんをはじめ、同級生、広島YMCA、子どもたちの多くの思いがここにあります。コロナ自粛で今年は中止かなと思いました。しかし、少人数でもいいから聖書を読んで祈るときを持とうと呼びかけがありました。いつもはフラワーのブースで折り鶴を折ってもらい最終日の5日16時に献納するという礼拝なのですが。今年は朝8時15分から黙祷をもって始まりました。ちょうどその時に鐘の音が聞こえてきました。いつもなっているのでしょうか。不思議な祝福を感じました。
式では聖書朗読をさせていただきました。エフェソ人への手紙かから2:17「キリストは来られ、遠く離れているあなたがたにも、また近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせてくださいました」。鐘の音と共にここにいることを感謝しました。