広島教会はペンテコステの礼拝から公開礼拝を再開します。この2ケ月間の礼拝中止は、これまでにない経験でした。この期間、教会に集まること、礼拝をすること、共に讃美をすることができませんでした。共に集まり礼拝ができないことの苦しさを思いました。この2ケ月で、神様からの問いかけをたくさんいただきました。
しかし、教会の可能性も教えられました。ライブ中継礼拝によって、広島教会の方々だけでなく、もっと大きな礼拝ができました。毎回の礼拝が100人礼拝でした。さらに朝礼拝のライブ中継には毎朝50名の方々の礼拝参加があります。この場所に集う礼拝から、ネットでつながり礼拝が自分のところにやってくるようになりました。ライブ中継礼拝には様々な意見、神学的な議論もあります。神学的検証もはじまるでしょう。広島教会は「できない」ではなく「できる」を考えてやってきました。この期間中に教えられたことは「できない」と先に結論を出さず、何とかして「できる」方法を考えそれを実施することでした。なんでもやってみようからはじめました。
その考えは、聖餐式の執行にもあります。ほとんどの教会が聖餐式は中止ということになっています。私は毎回の礼拝での聖餐式はなくてはならぬものと思っています。ですから「やらない」「できない」ではなく、「聖餐式は行う」を前提に考えてきました。地方の小さな教会での経験でもあります。教区・牧師の都合で2年間も聖餐式がなかった教会があります。その信徒の方々の一番の願いは「毎週聖餐をいただきたい」でした。その気持ちが痛いほどわかりました。
不安がある方はご自分の判断で聖餐を受けられないのは自由です。遠慮なくご判断ください。どちらでもOKが広島教会のいまですから。
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