「夢をもたない教会は衰退する」「とにかく夢をかたりなさい」と先輩牧師にアドバイスされたことがあります。もう召天されましたが、その牧師は常に「千人礼拝」の夢を語っておられました。
それを真似て「私の夢は、毎主日百人礼拝、百人受洗、千人礼拝」と熊本では叫んでおりました。それを聞いた方々は「無理」「根拠ない」「できるはずがない」と笑われました。しかし毎日礼拝堂で祈り、人に語っていました。するとそこに近づいてくるから不思議でした。熊本にいた7年で、礼拝平均が30名から一時は100名を超えるまでになりました。受洗者も50名。さらに最高869人礼拝まで出来ました。夢を持ち口に出して語り、信じて祈ることの大切さを実感しました。
広島教会でどんな夢を持つことができるでしょうか。どうせ夢をもつならば楽しい心躍るものがいいです。また楽しく夢を語りたいです。ということで祈りつつ語り始めました。「毎主日百人礼拝、百人受洗、千人礼拝」はもちろん広島教会にも夢を持っています。さらに広島教会にあうパイプオルガンの設置を夢にしました。さっそく教会オルガニストに集まっていただき夢を語りました。まずは夢を口に出し楽しくなることが大切です。実現するかしないかではなく、教会は常に夢を持っていた方が喜びにあふれていきます。コロナ禍の状況にあって夢など語れないという意見もあります。でもいまだからこそ夢を語ってもいいと思うのです。
イエス様は信じて祈ることを教えられました。夢を語りながらそれが実現するように祈ることが大切です。祈りの中で示されていくことがあります。なにもしないではなく、自由に夢が語られる広島教会でありたいと願っています。