コロナ禍のなか、会議で東京に行ってきました。いつもなら東京でゆっくりできるかなと考えますが、今回はちょっと違います。どうやって会議のみで帰ってこられるかの計画を立てました。人とあまり接触しない方法を考えながらの旅行計画でした。
飛行機の時間で一番空席が多い時間を調べました。さらにラッシュに巻き込まれないように。できるだけ電車に乗らずにホテルにつくこと。GOTOトラベルで経費を安くあげる。などなど。やればできるものだと感心しました。不必要な外出はしなければいいのですよね。羽田空港から市ヶ谷まで。いつもとは違う雰囲気でした。みなマスクを着けているのは当たり前のことですが。不必要な会話はなく。電車の窓が開けられており、なにせ人が確実に少ないのです。
東京は感染者が多いという報道があります。しかし、みな細心の注意をしておられるのがわかりました。それでもあの感染者数なので、人口が密集しているということなのでしょう。静かな東京滞在でした。事務局での会議を済ませすぐホテルへ直行です。コンビニで夕食を買って、あとはホテルに缶詰め。本を読んだり、パソコンたたいたり。これもまたいい経験でした。コロナ禍の状況の中で工夫をして過ごしています。今しかできない経験をしています。
「あたりまえ」が「あたりまえ」でない。このような状況のなかで、その「あたりまえ」が大きな恵みだったことに気がつきました。この「あたりまえ」にどれだけ感謝できていたか。いまは反省するのみです。もとの「あたりまえ」には戻ることができませんから、新しい生活様式のなかで「あたりまえ」を創造していかねばなりません。何が「あたりまえ」の生活だったか。すべては神様の恵みだったのですよね。