4月広島に赴任して始めたことは歩くことでした。前回在任していた時、ある方が、毎日平和公園で祈りの時を持っている事を知りました。初めは健康のために歩いていたが平和公園での祈りが恵みになったと。その言葉を思い出し、毎日歩くこと、平和公園で祈りの時を持つことにしました。
午後5時に牧師室の仕事を一区切りし歩きに行きます。往復7キロ位でしょうか。はじめはちょっと辛かったです。雨の日には休もうかなと。しかし、毎日歩くことを決めたからには1年間は継続しようと決心しました。歩き始めて1週間すれば楽しくなってきました。この時間がとても有意義だと気づきました。ある時は説教黙想の時。ある時は教会の宣教について模索。またある時は、様々な課題について祈るときになりました。さらに7月後半からは毎日の歩数をカウントすることにしました。毎週約8万歩を目指しています。それが達成できるから不思議です。
先週100万歩を越えました。自分でも驚きました。一歩一歩の積み重ねがこんなに大きな数字になるのだと。その数字はこれから伸びていきます。ある宗教者が一歩一祈ということを教えてくれました。朝早く起きてお寺の周りをゆっくり一歩で一つの祈りをするのだと。かなり時間がかかるけれども、早起きしてでもやる価値はあったと。神様との対話が生まれてくるというのです。確かに一歩に一祈りは自分の心を落ち着かせることだと思います。しかも豊かな時になることは実感できます。
平和公園祈りの散歩が、私の信仰生活にも新しい気づきを与えてくれます。歩くことで健康にもなります。体重も減ってきました。イエス様と共に歩くことを意識しながらの祈りの散歩は新しい恵みの発見ともなりました。感謝です。