広島教会に赴任して少し落ち着いてきました。今年はコロナもあり、教会の交わりと宣教が課題です。礼拝を続けることを大切にしました。4月5月はライブ中継、家庭礼拝式次第郵送で礼拝を守りました。ペンテコステからは公開通常礼拝となり、聖餐式も毎週行っています。少しずつ集会、宣教活動も再開されてきました。
本日牧師は鹿児島・阿久根教会の特別伝道礼拝に招かれました。昨年まで鹿児島阿久根教会の主任牧師でした。毎年秋に音楽礼拝とコンサートを5年続け、阿久根市の方々に伝道集会をしてきました。教会でコンサートをするのは初めてで、毎年参加人数が増えてきました。これを継続したいという教会の願いで今年も行われます。過疎化の街の教会が元気に宣教していることに喜びを感じます。
阿久根教会は1961年にウエンツ宣教師によって宣教が始まりました。邦人牧師が在住したことは一度もありません。ウエンツ宣教師18年、ルティオ宣教師6年の他はずっと鹿児島教会の兼牧教会でした。もうすぐ60年の歴史です。実は牧師が兼務できずに2年間信徒礼拝で過ごした時期もありました。聖餐式が2年行われませんでした。礼拝参加も3名になった時期もあります。献身的に支えてこられた若い女性信徒の急死もありました。そのことが信徒の心に悔い改を生み今があります。
その後は画期的な礼拝をしてきました。テレビライブ中継礼拝です。すでに30年前から行われています。私の在任中に新しい宣教企画を行いました。もうすぐ礼拝平均が20名になります。素晴らしいことです。この6年毎年洗礼者が与えられました。これをみてアメリカLCR教会がTミッションとして支援金を下さるようになりました。地方教会の再生、これが私のテーマでもあります。