マルコ15:39 「本当に、この人は神の子だった」
言葉は大切。たった一言で、いろいろなことを表現できる。感謝、癒し、慰め、そして真理。
マルコによる福音書では聖書全体をたった一言で表現している。「本当に、この人は神の子だった」という一言は、イエス様が誰であるかを教えてくれている。しかもそれは百人隊長というまったくの異邦人が言ったひとことで。たとえ誰が、どんな立場で語っても「一言」で真理を示すことのできる言葉を、私たちも与えられている。
昨日、一本の電話がかかってきた。家族を抱え夜勤の仕事が多い看護師のお母さんからでした。仕事の疲れから生活や人生。家族の重みに負けそうになったときに5歳の長男の言葉に命をいただいたというものでした。夜勤から帰ったその日玄関をあけたらそこに長男がいたそうです。そしてひとこと「お母さんは偉い!だって夜じゅう病気の人のお世話をしてきたから」と。この一言ですべてが報われたと。
言葉は大切です。今日もここで命ある言葉を交わしながらすごしましょう。