昨年の10月に突然テレビが映らなくなりました。それならそれでいいやと、テレビをあきらめラジオを聞くようになりました。すると不思議と自分の時間が有効に使えることに気がついたのです。座って見る必要がないので、「○○しながら」ができます。最近では料理をしながらラジオを聞いています。
いつだったか「あなたの好きな卵料理は?」という視聴者アンケートをやっていました。どうも第1位は「卵焼き」だったようです。ところがこの卵焼きの味が、個人によってみな違うことの発見をしました。甘い卵焼きが好物だったり、塩味がよいといったり。ケチャップをかけるとか、醤油がいい。お好みソースだと主張する方もおられました。卵焼きといっても、これは家庭によってすべて違うのでしょう。みんなが好きだと言っているのは、実は家族の味なのだと思います。
我が家の3女・聖美の好きな卵焼きは・・。じつは「くまばあちゃんの卵焼き」です。つまり私の母の味なのです。ちょっと甘い塩味の卵焼き。どうしてこれが大好きな味なのかわかりません。私がつくってあげても違う味だというのです。とするとこれはそこに特別な何かがあるのでしょう。その特別な何かは「つながり」ではないでしょうか。
私たちの生活には眼には見えない「つながり」がたくさんあります。家族の中で生きている私たちは、神様という存在を中心につながっています。すべては神様から与えられる目に見えない特別な何かを感じて生きているのです。あなたの好きな卵料理にも、特別な何かがあるはずです。